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1型糖尿病

[1型糖尿病はどんな病気?]

生活習慣とは関係なく、インスリン(血糖を下げる働きをもつホルモン)をつくる膵臓のβ(ベータ)細胞が壊されることにより、体内のインスリンが不足して高血糖を引き起こす病気です。血糖値を安定させるために生涯にわたってインスリン注射治療を続ける必要があります。

[1型糖尿病の原因は?]

ウイルス感染などが原因で引き起こされた過剰な免疫反応によって、突発的にあるいは、徐々に膵臓のβ細胞が壊されてインスリン分泌能力がなくなってしまいます。小児や若年層にも多くみられますが、成人になってからも発症することがあります。(当院通院中の方に発症した年齢も下は2歳、上は70歳とさまざまです。)国内には10万人以上の1型糖尿病患者さんがいらっしゃいます。

[1型糖尿病の治療は?]

体内で不足しているインスリンを注射で補うインスリン療法が必要となります。膵臓からのインスリン分泌には、一日中ほぼ一定量が分泌される「基礎分泌」と、食事などでの血糖上昇に応じて分泌される「追加分泌」があるため、これを注射でいかに適切に再現するか?がポイントとなります。注射の方法には、1日4-5回ペン型の注入器を用いる「頻回注射法(MDI)」と携帯型ポンプを用いて注入する「インスリンポンプ療法(CSII)」があります。さらに、血糖値を持続的にモニタリングするCGMとよばれる機能を連動して、インスリンの注入を調整する機能をもったポンプ療法(SAP)もでてきています。

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