インスリン治療
[インスリン注射はなぜ必要なの?]
膵臓にあるインスリンをつくりだす細胞が破壊されてインスリンがほぼゼロの状態になる1型糖尿病では、いのちの維持にインスリンの自己注射はかかせません。また、高血糖が続くことでインスリンをたくさん分泌せざるをえなくなり、遂にインスリンの分泌が低下してしまう場合は、2型糖尿病でもインスリン自己注射が必要です。
[インスリン製剤にはどんな種類があるの?]
健康な人のインスリンの分泌を再現するため、効果の持続時間の違うインスリン(超速効型、速効型、中間型、持効型溶解)と異なる2種類のインスリンが混合された混合型、配合溶解インスリンがあります。